メディカル葵出版

ICG螢光眼底造影マニュアル

ICG螢光眼底造影マニュアル

インドシアニングリーン(ICG)螢光造影所見の読影に最適の参考書!

編集 三木 徳彦(大阪市立大学 名誉教授)
林 一彦(はやし眼科 院長)
定価 14,040円(本体13,000円+税)
体裁 B5判 総200頁 図表・写真 372点

インドシアニングリーン螢光眼底造影法は、この数年来、国の内外を問わず眼科関連の学会や学術誌を賑わしており、今や脈絡膜造影法として眼底疾患の診断に関して不動の地位を築くまでになっている。

本法によりもたらされた新知見は膨大で、それによる恩恵ははかりしれない。診断方法の急速な発展の陰には、ビデオICG螢光造影装置、SLO、デジタル高解像度赤外螢光眼底造影など、最新のコンピュータ技術をとり入れた造影器機の進歩も見逃せない。

このような現状にありながら、インドシアニングリーン螢光眼底造影法の原理から臨床まで一貫して、系統的に懇切丁寧に書かれた解説書がなく、撮影が煩雑で、読影がむずかしいといった誤った認識が、普遍的な検査法としての定着を妨げている。

そこで、これからICG螢光造影をはじめる人を対象にして、臨床の場ですぐに役に立つ実践的な知識を集約したのが本書である。実践的であることを主目的と し、撮影方法のイロハから、主な疾患の造影所見までを見開きで簡潔にまとめた。とくに疾患の部分は、ICG螢光所見を前面に配置して所見がすぐに比較でき るようにした。また、読影の参考になるように、「コメント」の項を設けて、ICG所見に関する著者の考えを記載した。

(序文より)


内容目次

はじめに-どうして、この本を出版することになったか?
ICG螢光造影が歩んできた道
I ICG螢光眼底造影を理解するには
1.造影剤(ICG色素)の特徴/2. 種々のICG螢光眼底造影装置をいかに使いわけるか-撮影装置購入の注意点と撮影方法の実際-/3. コンピュータの応用
II ICG螢光造影の読影に必要な基礎的知識
1.眼底の構造と網脈絡膜循環/2.ICG螢光造影(IA)とフルオレセイン螢光造影(FA)とどこが違うか?
III ICG螢光眼底造影所見をどう読むか
1.正常眼の網脈絡膜造影所見-各種眼底カメラの正常所見と比較-/2.虹彩および結膜血管>
IV ICG螢光眼底造影の臨床
1.実際の応用法と主な異常所見/2.脈絡膜新生血管/3.漿液性網膜剥離/4.眼球外傷に伴う脈絡膜症/5.脈絡膜腫瘍/6.網脈絡膜変性疾患/7.網膜血管病